腎臓病
腎臓針生体検査
腎臓針生体検査(じんぞうはりせいたいけんさ、腎臓針生検、腎針生体検査、腎針生検)は、腎臓に中空の針を刺して組織を抜き取り、顕微鏡で調べる病理学検査。
* 方法
肋骨椎体角部(Costo-Vertebral Angle:以下CVA)に腎生検用の針を刺す。まずCVAを皮膚消毒する。次に無菌のビニール袋を被せた超音波検査装置のプローブで腎臓の位置を調べる。プローブのソケットに針ガイドがついていて、局所麻酔を注射する。麻酔針と腎生検用針をとりかえて、超音波ガイド下に生検針を腎臓付近まで進める。腎臓付近まで生検針を進めたら、引き金を引いて検体採取用の針を発射し、針を抜いて圧迫止血する。
* 痛み
検査時は麻酔針を刺す以外に痛みはない。局所麻酔が切れて来ると痛む。
* 合併症
o 腎被膜下血腫
腎被膜下血腫は、腎臓の皮膜の内側に血液が溜まる事。圧迫止血が充分でないと起こる。皮膜が伸展されると痛い。
糸球体濾過量
糸球体濾過量(しきゅうたいろかりょう、GFR)は、糸球体が濾過した原尿の量。基準値は100〜120ml/分。糸球体濾過量を測定の指標物質には、人体に無害であり、体内にトラップされることなく糸球体で濾過され、濾過後は尿細管で何ら分泌再吸収されない、等の性質が求められる。糸球体濾過量を測定する検査には以下の物がある。
* イヌリンクリアランス
イヌリンは、人体に無害であり、体内にトラップされることなく糸球体で濾過され、濾過後は尿細管で何ら分泌再吸収されない。この性質の為に、糸球体濾過量を測定するのに都合がよい。しかし生体内に存在しない物質なので、静脈注射とその後の体内への均等な分配を待つ必要があり、検査として不便。
* クレアチニンクリアランス(Ccr、CLcr)
* シスタチンC (CysC, Cys-C)


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